Ayako’s Poetic Gallery -詩-
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ja
-
http://blog.poetess.jp/?eid=30
-詩- no.2322
風の方を向いて
よく微笑ってた
君がコーラを買ってきてくれて
あたしは
ありがとう といった。
夕陽は言葉もなくきれいで
静かに座っていた。
しあわせな気持ちになれると
その分だけ
泣きたいくらい苦しい恋だった。
よく微笑ってた
君がコーラを買ってきてくれて
あたしは
ありがとう といった。
夕陽は言葉もなくきれいで
静かに座っていた。
しあわせな気持ちになれると
その分だけ
泣きたいくらい苦しい恋だった。
]]>
−詩−
2013-09-09T15:25:00+09:00
小笹綾子
JUGEM
小笹綾子
-
http://blog.poetess.jp/?eid=186
−詩− no.4453
青の部屋
夜は重く降りつもる静寂
冷えた仕草の腕が
影を揺らす蒼い灯り
夜は重く降りつもる静寂
冷えた仕草の腕が
影を揺らす蒼い灯り
]]>
−詩−
2012-04-24T17:10:00+09:00
小笹綾子
JUGEM
小笹綾子
-
http://blog.poetess.jp/?eid=211
−詩− no.4590
いつでも 誰にも
負けない君だから
いまでも
追いかけているだろうか
きらめく未来を
負けない君だから
いまでも
追いかけているだろうか
きらめく未来を
]]>
−詩−
2011-07-22T23:42:00+09:00
小笹綾子
JUGEM
小笹綾子
-
http://blog.poetess.jp/?eid=181
−詩− no.2464
失う 失う
いくども いくども
泣きながら手を伸ばす
つかれてねむり
夢をみる
あの扉を さがし続けている 夢を
いくども いくども
泣きながら手を伸ばす
つかれてねむり
夢をみる
あの扉を さがし続けている 夢を
]]>
−詩−
2011-06-09T22:50:00+09:00
小笹綾子
JUGEM
小笹綾子
-
http://blog.poetess.jp/?eid=994
−記−2011年4月11日
東日本大震災により,被災されたみなさまに心よりお見舞い申し上げます.亡くなられたすべての方のご冥福を祈っております.大切なひとを失ったかたのお気持ちをおもうと胸が張り裂けそうです.一刻もはやくみなさまが安心できる暮らしができるよう,微力ながらできること...
東日本大震災により,
被災されたみなさまに心よりお見舞い申し上げます.
亡くなられたすべての方のご冥福を祈っております.
大切なひとを失ったかたのお気持ちをおもうと胸が張り裂けそうです.
一刻もはやくみなさまが安心できる暮らしができるよう,
微力ながらできることをして,お手伝いし続けたいと考えています.
一か月になりました.
依然として大地は揺れ続け,人々を悲しみの淵へ振り落とすかのようです.
あの日以来,様々なことが変化してゆきました.
便利さと快適さへの欲求とそれを支えてきた技術力・・・
・・・本当にそれは必要で確実なものだったのか?
ひとびとは,国全体での復興・再建ともうひとつ,
我々の生き方の再考も求められているのでしょう.
できることから,よく考えることから,わたしも続けていかなくては,と思っています.
被災地のかたが一日も早く穏やかな日常に戻られる日の来ることを
心より願っています.
救助・捜索,原発で作業されるかた,被災地で救援・支援活動してらっしゃるすべてのかたの安全を祈ります.
]]>
−記−
2011-04-11T13:03:00+09:00
小笹綾子
JUGEM
小笹綾子
-
http://blog.poetess.jp/?eid=143
−詩− no.2243
空の彼方
やさしさの向こう
風より近い
光より遠い
やさしさの向こう
風より近い
光より遠い
]]>
−詩−
2010-10-13T23:36:00+09:00
小笹綾子
JUGEM
小笹綾子
-
http://blog.poetess.jp/?eid=101
−詩− no.4163
したたるような おもい
なぐるような 風
手を伸ばす
つめたい
うちつけるような かなしみ
ねじれてゆく 空
もうどこへも
ゆかない
なぐるような 風
手を伸ばす
つめたい
うちつけるような かなしみ
ねじれてゆく 空
もうどこへも
ゆかない
]]>
−詩−
2010-10-13T23:31:00+09:00
小笹綾子
JUGEM
小笹綾子
-
http://blog.poetess.jp/?eid=51
−詩− no.3424
太陽を真正面に浴びている髪を風にひたしているなつかしくなるきもちのいい孤独が。すみわたるような孤独感が。
髪を風にひたしている
なつかしくなる
きもちのいい孤独が。
すみわたるような孤独感が。
]]>
−詩−
2010-10-05T19:55:00+09:00
小笹綾子
JUGEM
小笹綾子
-
http://blog.poetess.jp/?eid=26
−詩− no.4608
このからだを
やぶるように
私は ほんとうは
駆け出したい
速く 速く
何よりも 速く
やぶるように
私は ほんとうは
駆け出したい
速く 速く
何よりも 速く
]]>
−詩−
2009-10-16T23:51:00+09:00
小笹綾子
JUGEM
小笹綾子
-
http://blog.poetess.jp/?eid=993
−詩− no.4980
手放したその温みがいまは重く、私の眼前にたれこめるなまりの雪になり。
手放した
その温みが
いまは
重く、私の眼前に
たれこめる
なまりの雪になり。
]]>
−詩−
2009-09-24T16:21:00+09:00
小笹綾子
JUGEM
小笹綾子
-
http://blog.poetess.jp/?eid=992
−詩− no.4979
欠落の何であるかを知る夜君はない、
欠落の何であるかを
知る夜
君はない、
]]>
−詩−
2009-04-04T02:31:00+09:00
小笹綾子
JUGEM
小笹綾子
-
http://blog.poetess.jp/?eid=978
−詩− no.4964
求めあうという
えにしは
互いに
あるがままに
あいし与えるという
えにしは
互い
うばいゆき
失いつくす
までの
えにしが
最期の
理
えにしは
互いに
あるがままに
あいし与えるという
えにしは
互い
うばいゆき
失いつくす
までの
えにしが
最期の
理
]]>
−詩−
2009-02-03T15:03:00+09:00
小笹綾子
JUGEM
小笹綾子
-
http://blog.poetess.jp/?eid=991
−詩− no.4953
透明な
空の色を混ぜて
きみのよろこびを
輝く
波の色をとって
きみのねがいを
風の糸に
染めてゆく
空の色を混ぜて
きみのよろこびを
輝く
波の色をとって
きみのねがいを
風の糸に
染めてゆく
]]>
−詩−
2009-01-25T13:06:47+09:00
小笹綾子
JUGEM
小笹綾子
-
http://blog.poetess.jp/?eid=990
−詩− no.4978
くりかえし くりかえし
考えて 考えて いた君が
ほほえんで
≪確かに、まちがいなく≫
と言ったとき そのとき
私に覚悟が あったなら。
JUGEMテーマ:詩
考えて 考えて いた君が
ほほえんで
≪確かに、まちがいなく≫
と言ったとき そのとき
私に覚悟が あったなら。
]]>
−詩−
2008-11-28T19:33:25+09:00
小笹綾子
JUGEM
小笹綾子
-
http://blog.poetess.jp/?eid=989
−詩− no.4973
わるい ひとに
ゆめの はなし。
おもいがけず
ゆるし あえて
とおい あすに
めぐり あえて
わるい ひとに
ゆめ さらわれ。
ゆめの はなし。
おもいがけず
ゆるし あえて
とおい あすに
めぐり あえて
わるい ひとに
ゆめ さらわれ。
]]>
−詩−
2008-10-22T16:47:23+09:00
小笹綾子
JUGEM
小笹綾子
-
http://blog.poetess.jp/?eid=988
−詩− no.4965
沈まない宝石ならば
君へ贈ろう。
あの波を落ちてゆかない宝石を
君へ贈ろう。
永遠なんかじゃない
輝きだけじゃない
触れることのない宝石ならば
君へ。
君へ贈ろう。
あの波を落ちてゆかない宝石を
君へ贈ろう。
永遠なんかじゃない
輝きだけじゃない
触れることのない宝石ならば
君へ。
]]>
−詩−
2008-10-15T08:27:57+09:00
小笹綾子
JUGEM
小笹綾子
-
http://blog.poetess.jp/?eid=987
−詩− no.4969
花の下に
わかれが
こぼれる陽に
はじめのコトバ
散りおちた葉は
たあいない誓い記した
すべて、そのままに、離れよう、そのままにして。
JUGEMテーマ:詩
わかれが
こぼれる陽に
はじめのコトバ
散りおちた葉は
たあいない誓い記した
すべて、そのままに、離れよう、そのままにして。
]]>
−詩−
2008-10-14T14:08:42+09:00
小笹綾子
JUGEM
小笹綾子
-
http://blog.poetess.jp/?eid=986
−記− おしらせ
こんにちは。
もようがえをしたのです。
エントリーを移す必要がありました。
そうしたら、
個々のURLが変わってしまったり、いくつかのコメントが文字化けしたりしてしまいました。
やっぱり無理したのかしら。
でも、98%くらいはうまくいったんです・・...
もようがえをしたのです。
エントリーを移す必要がありました。
そうしたら、
個々のURLが変わってしまったり、いくつかのコメントが文字化けしたりしてしまいました。
やっぱり無理したのかしら。
でも、98%くらいはうまくいったんです・・・
読めなくなっているものもあるかと思います、
ごめんなさい。
なんとか直したいと思ってます・・・
というお知らせでした。
]]>
−記−
2008-08-09T11:52:25+09:00
小笹綾子
JUGEM
小笹綾子
-
http://blog.poetess.jp/?eid=980
−記− ブログの模様替え
こんにちは。
とうとう、ブログの模様替えをしました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
とうとう、ブログの模様替えをしました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
]]>
−記−
2008-08-08T15:38:48+09:00
小笹綾子
JUGEM
小笹綾子
-
http://blog.poetess.jp/?eid=979
−詩− no.4970
みぞれ
くだけたみたいな
みぞれの恋。
くだけたみたいな
みぞれの恋。
]]>
−詩−
2008-08-07T09:48:21+09:00
小笹綾子
JUGEM
小笹綾子
-
http://blog.poetess.jp/?eid=977
−詩− no.4865
きみに
ながれてゆく季節の色が
痛いくらいに
ぼくを抱く
たましいのほかにはなにもない
この空の下で
ぼくはしらないままの
夢に臥せる
きみに
だかれようと
手をのばす
手をのばす
ながれてゆく季節の色が
痛いくらいに
ぼくを抱く
たましいのほかにはなにもない
この空の下で
ぼくはしらないままの
夢に臥せる
きみに
だかれようと
手をのばす
手をのばす
]]>
−詩−
2008-07-04T07:54:35+09:00
小笹綾子
JUGEM
小笹綾子
-
http://blog.poetess.jp/?eid=976
−詩− no.3963
何を始めよう
何に傾こう
私がこの数年来してきたことの
理由(わけ)を
誰に訊こう
誰に告げよう
私に伝えよう
私に問いかけよう
誰かひとりのことを
みつめつづけることの理由(わけ)を
そのひとにたずねようか
そのひとに知らせようか
どこへゆこうか
いつまで あるこうか
何に傾こう
私がこの数年来してきたことの
理由(わけ)を
誰に訊こう
誰に告げよう
私に伝えよう
私に問いかけよう
誰かひとりのことを
みつめつづけることの理由(わけ)を
そのひとにたずねようか
そのひとに知らせようか
どこへゆこうか
いつまで あるこうか
]]>
−詩−
2008-06-03T08:22:29+09:00
小笹綾子
JUGEM
小笹綾子
-
http://blog.poetess.jp/?eid=975
−詩− no.4732
なつかしさは、
罪になる。
罪になる。
]]>
−詩−
2008-05-20T13:15:26+09:00
小笹綾子
JUGEM
小笹綾子
-
http://blog.poetess.jp/?eid=974
−詩− no.3932
飾らない
ものの
すべてを
わかってくれていた
あのひと
ものの
すべてを
わかってくれていた
あのひと
]]>
−詩−
2008-04-10T08:26:35+09:00
小笹綾子
JUGEM
小笹綾子
-
http://blog.poetess.jp/?eid=973
−詩− no.4963
とてもとても
背徳の
あついあつい
背徳の
ぎりりぎりりと
責めてゆく
西日にはじまる
背徳の
背徳の
あついあつい
背徳の
ぎりりぎりりと
責めてゆく
西日にはじまる
背徳の
]]>
−詩−
2008-04-03T12:48:27+09:00
小笹綾子
JUGEM
小笹綾子
-
http://blog.poetess.jp/?eid=972
−詩− no.3771
蒼く 蒼く
静かな波だった。
彼はエンジンをとめて
目を閉じ
おそろしい程の静寂に
身を沈めた
蒼く 白く
光が降り注ぐ月夜
静かな波だった。
彼はエンジンをとめて
目を閉じ
おそろしい程の静寂に
身を沈めた
蒼く 白く
光が降り注ぐ月夜
]]>
−詩−
2008-02-25T15:02:11+09:00
小笹綾子
JUGEM
小笹綾子
-
http://blog.poetess.jp/?eid=971
−詩− no.3879
壁にもたれて
くちづけを
酒のように
心にしみて
涙のように
つたい 落ちてゆくよに
くちづけながら
ゆれて
くちづけを
酒のように
心にしみて
涙のように
つたい 落ちてゆくよに
くちづけながら
ゆれて
]]>
−詩−
2008-02-22T02:43:24+09:00
小笹綾子
JUGEM
小笹綾子
-
http://blog.poetess.jp/?eid=970
−詩− no.4561
追いつづけている夢
絶対に手ばなさない夢
歩き続けて
つかみとる
そしてまた歩いてゆく夢
絶対に手ばなさない夢
歩き続けて
つかみとる
そしてまた歩いてゆく夢
]]>
−詩−
2008-02-14T11:11:23+09:00
小笹綾子
JUGEM
小笹綾子
-
http://blog.poetess.jp/?eid=969
−詩− no.3919
時は過ぎゆく
ココロは朽ちゆく
このてのひらは
空(くう)を撫で
あのうつろな瞳で
どこもみないで
だれにもうちあけない
あなたが
憎くて夜が来ない
ココロは朽ちゆく
このてのひらは
空(くう)を撫で
あのうつろな瞳で
どこもみないで
だれにもうちあけない
あなたが
憎くて夜が来ない
]]>
−詩−
2008-01-29T21:40:04+09:00
小笹綾子
JUGEM
小笹綾子
-
http://blog.poetess.jp/?eid=968
−詩− no.3925
カレは私を運ぶ
波
私は総てを
忘却れてカレに
傾く
カレも知らない
私へと
徐々に 徐々に
すこし
ずつ
波
私は総てを
忘却れてカレに
傾く
カレも知らない
私へと
徐々に 徐々に
すこし
ずつ
]]>
−詩−
2008-01-21T14:29:12+09:00
小笹綾子
JUGEM
小笹綾子
-
http://blog.poetess.jp/?eid=967
−詩− no.4637
失ってゆく
這いまわっている
手のひらで
触れる
時も
念も
失ってゆく
這いまわっている
手のひらで
触れる
時も
念も
失ってゆく
]]>
−詩−
2008-01-10T16:31:09+09:00
小笹綾子
JUGEM
小笹綾子
-
http://blog.poetess.jp/?eid=966
−詩− no.3320
耳をすましている私のからだ
澄んだ風が
ふいてくる
高い天井の
白い部屋
広い窓の
清潔な部屋
ひとりでいることが
自然な毎日
薬品の匂い
晴れと雨
冷たく居心地のよい
ベッドの空間
なえた手脚
おだやかな呼吸
なだらかな耳をすます私のからだ
澄んだ風が
ふいてくる
高い天井の
白い部屋
広い窓の
清潔な部屋
ひとりでいることが
自然な毎日
薬品の匂い
晴れと雨
冷たく居心地のよい
ベッドの空間
なえた手脚
おだやかな呼吸
なだらかな耳をすます私のからだ
]]>
−詩−
2007-12-25T15:05:58+09:00
小笹綾子
JUGEM
小笹綾子
-
http://blog.poetess.jp/?eid=965
-詩-no.4958
1000億回めに
再会ったら
君も私も
否定することなんて
できなかった
強情に運命を
それと認めないふたりは
再会ったら
君も私も
否定することなんて
できなかった
強情に運命を
それと認めないふたりは
]]>
−詩−
2007-11-26T20:40:22+09:00
小笹綾子
JUGEM
小笹綾子
-
http://blog.poetess.jp/?eid=964
−詩− no.2058
夏のはじめに生まれて
夏のように過ぎた二人の真実
夏のように過ぎた二人の真実
]]>
−詩−
2007-10-28T23:26:04+09:00
小笹綾子
JUGEM
小笹綾子
-
http://blog.poetess.jp/?eid=963
-詩- no.4075
まっくらなすべての
うちに、その いとしさは
まるで、すべてを
すいこむように
くらく て
あのひの、きせきを
すかして いるように
とうめいで
もうすぐ、よあけ
なにもかも
くらく、ふかくて
うちに、その いとしさは
まるで、すべてを
すいこむように
くらく て
あのひの、きせきを
すかして いるように
とうめいで
もうすぐ、よあけ
なにもかも
くらく、ふかくて
]]>
−詩−
2007-10-26T21:20:54+09:00
小笹綾子
JUGEM
小笹綾子
-
http://blog.poetess.jp/?eid=962
-詩- no.4956
すこしも
知らない ほどの 純真
毎日は 大きなおおきな うねりに
もみくちゃ
どこにも
着かない
そんな こと に
うばわれてゆかない
知らない ほどの 純真
毎日は 大きなおおきな うねりに
もみくちゃ
どこにも
着かない
そんな こと に
うばわれてゆかない
]]>
−詩−
2007-10-18T09:29:11+09:00
小笹綾子
JUGEM
小笹綾子
-
http://blog.poetess.jp/?eid=961
-詩- no.4955
君が
離れた午後の風も
君のほほよりやさしく
あれからずっと
独りを
くり返す
離れた午後の風も
君のほほよりやさしく
あれからずっと
独りを
くり返す
]]>
−詩−
2007-10-08T06:59:54+09:00
小笹綾子
JUGEM
小笹綾子
-
http://blog.poetess.jp/?eid=960
-詩- no.4934
すてなければならない理由は
ひとつもない。
いつまでも
過去も未来もわけへだてなく
おもいつづける
ここに居なくても何も知らなくても
忘れるための言い訳は
何も要らない。
ひとつもない。
いつまでも
過去も未来もわけへだてなく
おもいつづける
ここに居なくても何も知らなくても
忘れるための言い訳は
何も要らない。
]]>
−詩−
2007-08-28T13:19:03+09:00
小笹綾子
JUGEM
小笹綾子
-
http://blog.poetess.jp/?eid=959
-詩- no.4951
そらの青さのまんなかの
清々しさ
まるで
そこを駆ける
そんなふうに
歩く
どこまでだって
輝く生命(いのち)のなかを
翔けて
清々しさ
まるで
そこを駆ける
そんなふうに
歩く
どこまでだって
輝く生命(いのち)のなかを
翔けて
]]>
−詩−
2007-08-14T10:01:39+09:00
小笹綾子
JUGEM
小笹綾子
-
http://blog.poetess.jp/?eid=958
-詩- no.4954
出会う夢をみていた。
誰も居ないという
森に
誘われ
出会う夢をみていた。
誰も居ないという
森に
誘われ
出会う夢をみていた。
]]>
−詩−
2007-07-30T19:08:14+09:00
小笹綾子
JUGEM
小笹綾子
-
http://blog.poetess.jp/?eid=957
-詩- no.4950
なんども夢をみたあの街にきたけれどなにひとつ変わらない
あなたがいないのに街がそのままにあるからいないなんて
すこし信じられない
あなたが悲しいときのあの瞳がわたしを赦さない
あの静かな口許がわたしを揺らす
あなたをあいしながら絶望へのくちづけをやめなかっ...
あなたがいないのに街がそのままにあるからいないなんて
すこし信じられない
あなたが悲しいときのあの瞳がわたしを赦さない
あの静かな口許がわたしを揺らす
あなたをあいしながら絶望へのくちづけをやめなかったわたしをあなたが
赦さないのはわたしにはいまでは唯一の救いなのだと
わたしは手に入れないからあなただけを尊いと仰ぎみる
]]>
−詩−
2007-06-28T10:04:23+09:00
小笹綾子
JUGEM
小笹綾子
-
http://blog.poetess.jp/?eid=956
-詩- no.4949
優しさも
飲みほした
君となら破滅的
ボルドーに
燃やす
君となら 破滅的
飲みほした
君となら破滅的
ボルドーに
燃やす
君となら 破滅的
]]>
−詩−
2007-06-25T12:52:11+09:00
小笹綾子
JUGEM
小笹綾子
-
http://blog.poetess.jp/?eid=955
-詩- no.4948
雲は きっと
銀のため息の氷だと
真夏なんて
青い空の上では
とても冷たい
その場所で
抱きしめて
離れなくなれたら
透明で屈折率もなくなって
誰からも見つけられずに
終わってゆこう
銀のため息の氷だと
真夏なんて
青い空の上では
とても冷たい
その場所で
抱きしめて
離れなくなれたら
透明で屈折率もなくなって
誰からも見つけられずに
終わってゆこう
]]>
−詩−
2007-06-22T14:01:50+09:00
小笹綾子
JUGEM
小笹綾子
-
http://blog.poetess.jp/?eid=954
-詩- no.4947
平気なふりでまるで偶然の出会いみたいな君の風情、
会うたびかわいいばかりで、手放すなんてできない
会うたびかわいいばかりで、手放すなんてできない
]]>
−詩−
2007-06-19T15:04:50+09:00
小笹綾子
JUGEM
小笹綾子
-
http://blog.poetess.jp/?eid=953
-詩-no.4946
なぐさめてもらうなんて
できない
だから
大人でいるのは きらいだ
できない
だから
大人でいるのは きらいだ
]]>
−詩−
2007-06-05T22:05:14+09:00
小笹綾子
JUGEM
小笹綾子
-
http://blog.poetess.jp/?eid=952
-詩- no.4945
失うことの苦しみ
手に入らないと嘆くこと
わかっている筈なのに
くり返すしかないのか
他のすべてを失い尽くすとしても
君と
もういちど
手に入らないと嘆くこと
わかっている筈なのに
くり返すしかないのか
他のすべてを失い尽くすとしても
君と
もういちど
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−詩−
2007-04-25T12:46:23+09:00
小笹綾子
JUGEM
小笹綾子
-
http://blog.poetess.jp/?eid=951
-詩- no.4944
この道も どこかで
君に つながる
あの空も
つながる
二人の間は
つながらない
君に つながる
あの空も
つながる
二人の間は
つながらない
]]>
−詩−
2007-04-19T17:24:27+09:00
小笹綾子
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小笹綾子
-
http://blog.poetess.jp/?eid=950
-詩- no.4942
その夜に闇はない
あおい
焔
肌から肌への距離で
この命の休むときまで
恋焦がれ
あおい
焔
凍てつくような残酷さで
その夜に闇は無い
あおい
焔
肌から肌への距離で
この命の休むときまで
恋焦がれ
あおい
焔
凍てつくような残酷さで
その夜に闇は無い
]]>
−詩−
2007-04-03T19:34:01+09:00
小笹綾子
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小笹綾子
-
http://blog.poetess.jp/?eid=949
-詩- no.4941
不恰好な空のふちどり
君の声が
うそばかり
こんなにも
待っているから
押しつぶされる
まるで この星の裏から
きこえる
おとぎ話
お話の空は
不恰好
君の声が
うそばかり
こんなにも
待っているから
押しつぶされる
まるで この星の裏から
きこえる
おとぎ話
お話の空は
不恰好
]]>
−詩−
2007-04-02T15:20:21+09:00
小笹綾子
JUGEM
小笹綾子
-
http://blog.poetess.jp/?eid=948
-詩- no.4939
あの風に吹かれたなら
すべての波は身もだえして
叫ぶように
溜め息こぼすだろう
あの風は気まぐれにばかりゆきすぎては
空の果てでまた誰かを
撫でるだろう
あの風は
罪の風は
すべての波は身もだえして
叫ぶように
溜め息こぼすだろう
あの風は気まぐれにばかりゆきすぎては
空の果てでまた誰かを
撫でるだろう
あの風は
罪の風は
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−詩−
2007-03-29T10:12:12+09:00
小笹綾子
JUGEM
小笹綾子
-
http://blog.poetess.jp/?eid=947
−薦− 「ももいろのした」 琴恵さま
「ももいろのした」著者 琴恵
短歌と写真の美しい本です。
装丁もとても美しい色です。
手触りの良い表紙には、体温を感じるようなきれいな写真。
読み進めるほどに、のめりこんでしまいます。
苦く甘い。
焦れてゆく。
大人のココロの中は、いつだっ...
「ももいろのした」著者 琴恵
短歌と写真の美しい本です。
装丁もとても美しい色です。
手触りの良い表紙には、体温を感じるようなきれいな写真。
読み進めるほどに、のめりこんでしまいます。
苦く甘い。
焦れてゆく。
大人のココロの中は、いつだってまるで真夜中みたい。
この本のうたは私の胸の容れ物をしっとりと満たしました。
その中で私は、蜜の記憶におぼれるのです。
ぜひ、琴恵さまの短歌の世界を味わってみてくださいませ。
こちら↓で簡単に注文することができました。
ホンニナル出版の「ももいろのした」のページ
ホンニナル出版さんのページになります。
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−薦−
2007-03-13T14:54:00+09:00
小笹綾子
JUGEM
小笹綾子
-
http://blog.poetess.jp/?eid=946
-詩- no.4938
ブロンズの空
雲は暴れている
誰かがこの胸の奥の
壁を、両手で押している
透明な風ばかりを
吸い込む
記憶の瞳が
ザクロへと変わり
音をたてては
光を盗むように
あれは、おちてゆく夢
雲は暴れている
誰かがこの胸の奥の
壁を、両手で押している
透明な風ばかりを
吸い込む
記憶の瞳が
ザクロへと変わり
音をたてては
光を盗むように
あれは、おちてゆく夢
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−詩−
2007-03-13T14:41:24+09:00
小笹綾子
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小笹綾子
-
http://blog.poetess.jp/?eid=945
−詩− no.4937
忘れるために
出逢ったのではない
きみは
いつまでも
輝いた微笑
きみは
だれよりも
夢に近い希い
出逢ったのではない
きみは
いつまでも
輝いた微笑
きみは
だれよりも
夢に近い希い
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−詩−
2007-02-27T23:32:46+09:00
小笹綾子
JUGEM
小笹綾子
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http://blog.poetess.jp/?eid=944
−詩− no.4936
可能性も夢も
箱になんか いれない
素手でかかえてる
箱になんか いれない
素手でかかえてる
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−詩−
2007-02-26T17:55:28+09:00
小笹綾子
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小笹綾子
-
http://blog.poetess.jp/?eid=943
−詩− no.4935
こんなにも甘い罪ならば
グラスに満たして
飲み干そう
グラスに満たして
飲み干そう
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−詩−
2007-02-22T16:30:46+09:00
小笹綾子
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小笹綾子
-
http://blog.poetess.jp/?eid=942
−詩− no.4933
ねつは
ふれるほどに、確か。
とめることなんて
できない
悲しみと同じだけの
いとしさが
またふきぬける
冬の南風に
まきこまれてしまう
もう だれも悪くない
ふれるほどに、確か。
とめることなんて
できない
悲しみと同じだけの
いとしさが
またふきぬける
冬の南風に
まきこまれてしまう
もう だれも悪くない
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−詩−
2007-02-19T15:51:08+09:00
小笹綾子
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小笹綾子
-
http://blog.poetess.jp/?eid=941
−詩−no.4932
ひとすじ
その黒くきらめく髪のひとすじばかりの
ほそく
つよい
君との絆で
ぼくは
いまより明日に
涙を流す
その黒くきらめく髪のひとすじばかりの
ほそく
つよい
君との絆で
ぼくは
いまより明日に
涙を流す
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−詩−
2007-02-15T22:03:14+09:00
小笹綾子
JUGEM
小笹綾子
-
http://blog.poetess.jp/?eid=940
−詩−no.4918
そのあとでわらう
あたしをわらう
いまになって
泣くなんて
ただ
おろかな
選択だった
またあすもわらう
あたしをわらう
忘れるはずはない
だからわらう
あたしをわらう
いまになって
泣くなんて
ただ
おろかな
選択だった
またあすもわらう
あたしをわらう
忘れるはずはない
だからわらう
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−詩−
2007-02-14T22:46:43+09:00
小笹綾子
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小笹綾子
-
http://blog.poetess.jp/?eid=939
−詩− no.4863
かけた月を
みるのは 清流に指先落とすよう
みるのは 清流に指先落とすよう
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−詩−
2007-02-09T22:28:34+09:00
小笹綾子
JUGEM
小笹綾子
-
http://blog.poetess.jp/?eid=938
−詩− no.4931
また 陽が沈む
なにもかも とは
いわないけれど
君が
すこしだけでも
赦してくれたなら
また 陽が沈みゆく
君と
ゆるしあえたなら
なにもかも とは
いわないけれど
君が
すこしだけでも
赦してくれたなら
また 陽が沈みゆく
君と
ゆるしあえたなら
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−詩−
2007-01-31T22:02:57+09:00
小笹綾子
JUGEM
小笹綾子